このサイトについて
このサイトに書かれている内容は、人と社会との中で生きるために参考になる学問や、そこから学んだことやひらめいたこと。
そして、今までの人生や日常生活での人との関わりから、心理学や脳の仕組みなどを組み合わせて紡ぎだした、対人関係を楽にするためのちょっとした方法をまとめています。
私OTTOの家族は半数が自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)です。
妻と息子と娘がその当事者で、私と同じく定型発達者(いわゆるふつう)の下の子がいます。
ASDであることに気がつくまで、考え方や生活の関わり方の違いに、お互いが苦しみ傷つくことがありました。……一時はもう全てを失っても仕方がないと思えるほどに。
しかし、その気になって見つけ出そうと躍起になり始めてみると、現実はそれほど複雑ではありませんでした。
ASDの彼らを知れば知るほど、その根本的な人間性や考えは、さほど変わらないように思えてきたのです。
ぶつかり合っていても何かに怯えていても、直接相手や出来事を憎んでいるのではなく、思い通りにならない現実に怒り悲しんでいるだけではないかと。
そうしてじっと観察し、また自分を顧みているうちに、人が感じる様々な不安や畏れ、憤りの正体が実感を持って理解できてきた気がします。
基本的には私のもう一つのサイト【アスペ一家 つかず離れず】に、ASDに関する日頃の手記やソーシャルスキルの話などを書いていますが、このサイト【SWITCH!】では、その中から出てきた一般の方にも役に立ちそうなものをまとめていきたいと思っています。
OTTO(夫)
SWITCH
- 序章:switchメソッド
- 第1章:どうして『生きるのが辛い』のかその原因とは?
- 第2章:生きづらい自分を変える準備│認知と行動
- 第3章:いつも何か困っている│責任の個人化とスケジューリング法
- 第4章:自分の性格や人生を変える準備│選択とコントロール
- 第5章-Ⅰ:会話が苦手・行動に移れない・考えを譲れない│完璧主義とは?
- ├第5章-Ⅱ:謝れない、謝らない・極端な考え方をする│両極思考とは?
- ├第5章-Ⅲ:すぐ張り合う・プライドが邪魔をする│パワーゲーム思考とは?
- ├第5章-Ⅳ:自分じゃない・そこにいない感じ・実感が鈍い│離人感とは?
- ├第5章-Ⅴ:トラウマ・過去の失敗にとらわれる苦痛│フラッシュバックとは?
- └第5章-Ⅵ:硬直・混乱・感情的に叫びたくなる│フリーズ・パニック・癇癪とは?
- 第6章:人のせいばかり・自分のせいばかり│憤りとは?
- 第7章:フリーズ・パニック時に起こりやすい感覚│不安からのメモリ不足
- 第8章:物をよく落とす・ボーっとして集中力が出ない│実感に落とし込む
- 第9章:仕事の切れ間や“どこまで”が分からない│責任の境界線
- 第10章:人との距離が分からずオドオド・相談できない│自分の境界線
- 終章:switchメソッドとの付き合い方
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中の人
OTTO
家族・仕事・交友関係……etc.
心労と過労、カサンドラ状態に陥り3度倒れ、一時はうつ状態に。 ところがどっこい完治なタフガイ。家族のASDについて学びながら、独自に心理学を楽しんでいる。
ASDについてはこちらのサイトでまとめています。
⇒アスペ一家 つかず離れず